CABIN PRESTIGE

銘柄名CABIN PRESTIGE
カナキャビン・プレステージ
シリーズCABIN
分類日本
種別紙巻たばこ
メーカー日本たばこ産業株式会社(JT)
発売年月1991年07月
タール値9mg
ニコチン値0.7mg
価格470円
本数20本
販売状況廃止
備考

レビュアー:Mebius ◆W21CA3MWwU
評価日:2008-10-13
レビュー:
●概説
名前でも分かるように、キャビンの高級版(プレステージ)。
おそらく今は無きラークのデラックスマイルドに対抗して生まれたと思われる。
地味なくせに、何気にJTの紙巻たばこでは、最も値が張るたばこの一つだったりする。

●PK
油絵の具で描いたような赤の下地の上に、白抜きで名前。
そして海外たばこのように、金で両端に帯と、ふたに獅子と盾を組み合わせたロゴが入っている。
デザインは上々だし、高級感もそれなりに出ているが、なんか今ひとつしっくりこないのは
キャビンというブランドのせいなのか、国産たばことしては浮いているからなのかは分からない。
あとフィルターが、昔はデコボコしていて特別な感じだったが、いつの間にかツルツルになっていた。

●SF
チョコっぽい淡白な甘さが混じった苦味はキャビン共通だが、紅茶じみた香りがあるのが他のキャビンと違うところ。
煙を含んでゆっくりと鼻から抜くと、舌で苦味と香ばしさを感じる一方で、鼻腔を甘くてすっきりとした香りがくすぐる。
甘い香りの芳醇さは、どことなくダビドフクラシックにも通じるのではないかと思う。
T/N値がそこそこあるからか苦味が喉に来やすいように思えるので、あまりせかせかせず余裕を持って吸った方が良い。
どちらかというと、酒の相棒というよりはティータイムに持ち出す方が似合っているか。

●結論
どうも今ひとつ評判がよろしくないが、私めはプラス50円の価値があるかはさておき、少なくともキャビンマイルドと変わらない
などということはないと断言できる。個人的にはキャビンマイルドよりはやはり旨いと思うし。
ゆったりと休憩時間に香りを楽しむというたばことしてなら、なかなかいい線いっているのではないだろうか。

★PK6 SF6 CP4 個6 他6 推奨→△(ゆったり香りを楽しみたい人向け)

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