Cherry
  | 銘柄名 | Cherry | 
| カナ | チェリー | 
| シリーズ | その他 | 
| 分類 | 日本 | 
| 種別 | 紙巻たばこ | 
| メーカー | 日本たばこ産業株式会社(JT) | 
| 発売年月 | 1970年03月 | 
| タール値 | 15mg | 
| ニコチン値 | 1.1mg | 
| 価格 | 410円 | 
| 本数 | 20本 | 
| 販売状況 | 廃止 | 
| 備考 |  | 
レビュアー:よっちゃん ◆9whLcxIXUg
評価日:2012-04-10
レビュー:
●概説
惜しまれつつも去年東日本大震災の影響で姿を消したタバコ。
愛好者にはYMOの細野晴臣氏やスタジオジブリの宮崎駿氏がいたことから
相当コアな人にウケたものだと思う。
●PK
えんじの中に線画でさくらが。うむ。美しい。
警告文なければなおよしなのだが。
●SF
葉っぱの匂いを嗅ぐとさくらんぼのような酸っぱい匂い。
私はさくらんぼがあまり好きではないが、結構いい感じ。好きです。
火をつけるとかなり強い苦味が口いっぱいに広がる。
息を吐きだすとほのかな甘さがある。これがチェリーだ。そうだ。これだ。
ちなみにキャスター愛好家の友人に吸わせたらむせてました。
●総評
なくなったのが非常に惜しまれる。ただ、近年のライト志向からは
このタバコは合わなかったのだろうか。それでも美味しいタバコです。
いやぁ、たまらん。ずっと吸っていたいなぁ。
PK9 SF10 CP×(廃盤なので)他10(個性がある)推奨度90%
レビュアー:774mgさん
評価日:2010-10-28
レビュー:
●概説
発売から40年経つが、未だに一人身のタバコ。マイセン発売まではそこそこ売れていたらしい。おっさんタバコの1つ。
ファミリーじゃないが、チェリーの遺伝子を持った「さくら」がある。
●PK
赤々としない赤のパッケに金の桜でデザインされていて非常にお洒落。ちなみに金の桜は旧チェリーから使われてる歴史のあるデザインである。
●SF 
まずは開けて匂いを嗅ぐ。かなり甘いドライフルーツの匂い。口にくわえるだけでも良い匂い。
火を付けるとあの甘さから一転、辛さと苦さが出てくる。しかし、吐くと僅かにあの甘さがある。
弱く吸うと甘さがあり、強く吸うと辛さと苦さがある。ちなみに俺は強めに吸っても美味いと思う。
後、開けたても美味いが、時間置いたのも辛味が落ち着いて美味い。
煙はかなり多い。タバコの葉がバーレーだからか燃えは速い。後味は苦味があるが、決して悪くはない後味だと思う。
最初に吸った時は「あまり味がしないな」と思ったが、慣れてくると甘味、辛味、苦味のバランスの良さがわかってきた。うめえ。
●結論 
少し出来すぎたタバコ。メンソールだとこれの良さが無くなると思うし、軽くすればマイセンと似たり寄ったりになる。
よくJTはチェリーをベースにして「さくら」を作り上げたもんだと思う。JTの人がチェリーを気に入ってるらしいから必死に作り上げたんだろう。
これのネックは調子悪いと味がしない。
マイセンとは違うバランスの良さだから、重さで敬遠せずに一度は吸え。マイセンだけで落ち着くのはあまりもったいない。
PK9 SF8.5 CP6 個8 推奨度 80%
レビュアー:774s
評価日:2008-07-04
レビュー:
●概説 
JTの傑作と言われる銘柄の一つ。 
その中で最もマイナーと思われる。 
●PK 
渋く、しかし現代でも通用するパッケージ。 
自分の中で上から五つに入る。 
●SF 
チェリーの名前通りの甘酸っぱさ。 
苦みとも甘みとも酸味とも言い難い重みのある味がメインでほのかに桜のような甘みが感じられる。 
大きな割合を占める味ではない。 
なんというか、現代的に言うならばツンデレか。 
下にズドンとくる重みがあるが喉の通りは良い。 
最初吸った時は「薄っぺらい味だなぁ・・・」と思ったものだがこれは動物油脂的濃厚さが全く無いため。 
ラキストと対称位置に属する。 
これはマイナスではなく個性だ。 
濃厚さこそ無いがハマればそれを超えた良さがある。 
これに変わる銘柄はまず無いだろう。 
欠点は体調が悪い時非常にそっけない味に感じられてしまう事だ。 
●結論 
味を想像するより一人寂しく桜を見ながら一服している様を想像して欲しい。 
それがそのままこの銘柄の味であるはずだ。 
味だけでなくイメージ的なものが名前になっているのではないかと思う。 
とにかく一度吸ってみて欲しい。 
隠された優しさを感じられたとき素直に美味いと感じられるはずだ。 
★PK10 SF8 CP10(この個性で300円は珍しい) 個10(とにかく個性強し) 他9 推奨→60%(常喫出来る人は限られる)
レビュアー:プラム
評価日:2008-02-29
レビュー:
●概説 
固定ファンの多い名作です。 
先日亡くなられた市川崑監督と、彼が撮り続けた金田一耕助が愛した煙草だそうです。 
●PK 
深紅地に金で桜の絵、その上の白い段に黒字でCHERRYの文字が配されています。 
一目で昭和の日本煙草と分かるいいデザインです。 
ソフトパッケージのみです。 
●SF 
開封すると甘く少し酸味のある香りがします。 
吸い始めはあまり風味がなかったので、少し多く吸い込んでやりグッと肺に入れると 
煙を吐き出したときにさくらの風味がふわっと広がりました。 
桜餅の葉を食んだときのほのかな桜の味のイメージです。 
次に調子に乗ってさらに強く吸い込んだところ、 
今度は強い渋みと辛味が口の中を侵していきました。 
この煙草を好みの味にするには少し慣れが必要かもしれません。 
普段吸わない強さの煙草なので、吸った後ふらついてしまいました。 
若造よ、まだまだだなと言われている気がしました。 
●結論 
繊細だけどガツンとくる素晴らしい煙草です。
レビュアー:なつめ ◆bzvuTeDOug
評価日:2007-02-21
レビュー:
●概説 
たまに自販機で見かけるシブい銘柄。吸ってる人見たことなし。 
●外観 
上部の白地と下3分の2の赤茶のコントラストが目を引く。 
封緘紙の赤茶の縦縞が野暮ったくていいと思う。 
●味 
苦い! 甘みも感じられないことはないがごくごく僅か。 
一本吸うのが苦痛、というほどではないが・・・。 
舌に残るのは渾然一体とした甘みと苦み。一応甘みがあることは 
確認できたが、、、煙を吐く時に感じるのは苦味のみ。 
レビューにあったような印象的な甘さはほとんど感じられなかった。 
私の舌がおかしいのだろうか・・・? 
あと、重い。6mgに慣れてしまったせいだろうか、かなり重く感じられた。 
ハイライトからラムフレーバーを抜いたような、そんな印象。 
ハイライトよりは吸いやすいが。 
●結論 
この“苦味”が一部の人を引きつける理由はなんとなくわかる。 
しかし、私には合わなかった。。。残念でならない。
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