SEVEN STARS CUTTING MENTHOL

銘柄名SEVEN STARS CUTTING MENTHOL
カナセブンスター・カッティング・メンソール
シリーズSeven Stars
分類日本
種別紙巻たばこ
メーカー日本たばこ産業株式会社(JT)
発売年月2011年08月
タール値7mg
ニコチン値0.6mg
価格440円
本数20本
販売状況国内販売中
備考

レビュアー:よっちゃん ◆9whLcxIXUg
評価日:2014-04-12
レビュー:
●概要
セブンスターで唯一となるスーパースリムサイズの煙草。
数値設定や箱の形状から『クール・ナノ・ブリザード』をイメージした商品と思われる。

●PK
銀で薄目の箱はスタイリッシュ。そしてどでかく星。クリスマスツリーの星みたいである。

●SF
火をつけると冷たいメンソが顔を出す。煙草感などあったものではない。
クール・ナノ・ブリザードに着想を得たようだが、この冷たいメンソはその影響か。
吸い込んだときのときの冷たさはなかなかのものである。

しかし吐きだした後の味がひどい。『クール・ナノ・ブリザード』でさえメンソの冷たさとビターな後味がしたのに
こいつは何も後味に感じられない。これはひどい。
一本あたりの燃える早さは3分。チェーンしてたら2日で箱が空だぞ。

●総評
『一発屋』という表現がここまでしっくりくる銘柄もない。最初は輝いているがあとはさっぱりダメという。
この銘柄も最初の冷たいメンソールはよいのだが、吐いたあとに味が全くしない点はダメダメである。
そのためうまいもんじゃないね。

セブンスターのメンソールがリニューアルしディープ、ソリッド、アラスカの三つが姿を消す。
だがなぜこれだけ(関東限定のスナップボックス除く)残すのかいささか疑問である。ちょっといただけない。

PK7 SF2(メンソは最初だけ) CP 2(Mebius氏同様に私も気づいたら一箱空っぽでした。チェーンしがちな銘柄だろう)
個2(メンソなのに後味弱いとはこれいかに) 他3(箱がコンパクトなのはよい)
おすすめ度 15%(細くて冷ためのメンソがよければ『プレシア・ディアス』か『クール・ナノ』で。こいつは候補にできない)

レビュアー:Mebius ◆W21CA3MWwU
評価日:2011-09-14
レビュー:
●概説
スーパースリムサイズが特徴のセブンスターのメンソール。
「鋭く貫く、強烈メンソール」と付属のカードに書いてありました。
意図的かはさておき、クールナノと被ってしまうのが何とも。

●PK
シルバーベースに同じく中央にシルバーの星マーク。
シンプルで特段どうと言う気にもならない。でもセブンスターでシルバーは珍しい。
たばこの長さは85mmでフィルターには「フレーバー・スレッド」が挿入済み。
ちなみにディープ・ソリッドメンソと違ってプレーンフィルターだった。

●SF
メンソは宣伝文句通り強烈としか言いようがない。クールナノと同等以上に思える。
吸い込んだ煙を溜めて吐き出すと一気に温度が下がるし、一本吸いきれば冷気が口に残る。
とまあ、メンソだけならクールにも引けを取らないが、クールにあったたばこらしさは……ないなあ。
最初の数口ぐらいはほんのり葉の甘味があるけど、あっという間にメンソに隠れてしまう。
結局強いけどクセのないメンソで冷たさを感じる以外はなかったり。
燃えるのもクールとどっこいの三分あるかぐらいなのでたばこの減りの早いこと。
気が付いたら一箱すっからかんになっていた。

●結論
コンパクトで強いメンソが吸えればいいだけなら買っても外れではない。
吸い易い、言い換えれば味のないメンソだけのたばこなので決してまずくはないのだから。
ただディープ・ソリッドメンソもそうだけど、現行のセブンスターのメンソは
メンソの強さばかりで、セブンスターらしさがないのは個人的に不満ではある。

★PK5 SF4 CP3 個5 他5 推奨→△(コンパクトで冷たけりゃいいならアリ)

レビュアー:774mgさん
評価日:2011-08-11
レビュー:
●概説
コンビニでKOOL NANOを買ったら、JTの営業の人から試供品として渡された。
薄い箱、マッチのように細長い巻きなど、クールナノの対抗商品と思われる。

●PK
銀色の地で中央に銀色の大きな五芒星(ヒトデみたい)
パッと見、セブンスターファミリーには見えない。好みは分かれるだろう。

●SF
巻きが非常に細くフィルターが若干長め。
フィルター内部にはメンソールが仕込んであるなど、どこまでもクール・ナノを意識している様子。
火を付けてみる。
ここまで露骨にパクってるんだから、当然味も似せてあるものと予想していたが、実際は全然違っていた。
クール・ナノは強く吸い込むと、むせる程のメンソ感と8mgとは思えない刺激を感じたが
こちらは全くそんなことはなかった。
まず、メンソ感は弱めで、クールスモーキングだと、一瞬メンソであることを忘れそうになる。
強く吸い込んでも舌の上がヒンヤリする程度。あちらの強烈なメンソ感とは程遠い。
では、その分煙草の味がするかというと、これも微妙。
僅かに甘味らしきものを感じたような気もするが、ひたすら味が薄く、どこまでも平坦な味。
本家セブンスターのようなアクの強さは皆無である。
とにかく喫味が印象に残らないので、特徴らしいものは何も伝えられない。
この味の薄さ、特徴の無さはかつてのイジット・メンソールを思い起こさせる。
パケに記載は無いが、煙量の少なさ、灰のまとまり方からして、Dスペックかもしれない。

●結論
コピーするにしたって、こんなしょうもない喫味で一体誰が買うのか。
どうせ真似るなら、向こうには出せない、この銘柄ならではの個性を出すか
逆に開き直ってそっくりな味付けにでもするべきだろう。
価格がわからないので残念ながらCPは判断できないが
仮に向こうより若干安かったとしても、お得だとは決して感じないだろう。
そもそも、この煙草にセブンスターのブランドを名乗らせる必要性がわからない。
だって本家の個性なんて、微塵も感じられないのだから。
まさか、タール値が7mgだからセブンスターを名乗らせたとか言うつもりなのか。
流行りを追っただけで中身はスカスカの、こんな銘柄を開発する資金があるのなら
震災で廃止にしたチェリーやピースミディアムを復活させたらどうか。

★PK6 SF4 CP? 個1 他 →推奨度7%

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