GOLDEN BAT

銘柄名GOLDEN BAT
カナゴールデンバット
シリーズその他
分類日本
種別紙巻たばこ
メーカー日本たばこ産業株式会社(JT)
発売年月1904年06月
タール値18mg
ニコチン値1.1mg
価格200円
本数20本
販売状況国内販売中
備考

レビュアー:よっちゃん ◆9whLcxIXUg
評価日:2012-05-01
レビュー:
●概説
1世紀の歴史を持つ煙草。また、両切りで20本入り煙草では最安値である。
芥川龍之介や太宰治ら文豪に愛されたタバコ。
また、hi-lite同様ラムを使ってるらしい・・・
安さの決め手は葉の葉脈を使っているからだとか。そのため味が均一でない。

●PK
なんかレトロな感じがすごくイイネ。抹茶色のパケもなんかおしゃれだ。
パケ買い厨は「ダサい」とか思うんだろうね。

●SF
私はバットを愛煙していた中原中也のファンということもあり、興味本位で去年一時期吸っていました。
スイート&マイルドとは書いてありますが、そこまで甘くない。
マイルドさは確かにある。うむ。そしてちょっと加湿して吸ってみた。
すると甘味が出てきてマイルドでまさにスイート&マイルドではないか。こりゃうまい。

●結論
両切り・安値ということで何かと敬遠される煙草であるが、吸い方さえ間違えなければ十分美味しい煙草である。
赤マル愛好の友人Aに吸わせると「まずい!」しか言いませんでした。
好き嫌いははっきり言って分かれると思う。でも、一度試すのは悪くない。
これだけ安いんだから、もし吸ってハマったら抜け出せません。多分ね。

ちなみに先日買ったバットはキャスターマイルドのような甘さがしてとても美味でした。

★PK8 SF7(加湿すると10)CP10(最安値ですよ)個9 他10(100年以上の歴史)
→推奨度50~70% (マルボロとか好む人は10%~30%)

レビュアー:774mgさん
評価日:2010-12-03
レビュー:
●概説
JTの中で最安値のタバコ。根強い人気があり、発売から100年以上も経つ歴史あるタバコ

●PK
パッケの概要は略。個人的な感想は警告文が非常に邪魔で仕方がない。色んなタバコを見てきたが、多分これが一番残念な変更だと思う

●SF
開けた瞬間は甘い匂いがして、かなり期待出来る
最初は普通に吸う。これは当たりだったのかなかなかの甘さであり美味い。ただ両切りにはついて回る口にタバコの歯が入ることと両切り特有の辛味と刺激がかなり来る
次は煙管で吸う。煙管だと吸いやすいし、無駄無く吸えるのが良いな。特に最後辺りは甘さがよくわかる。今回は調べるために全部使ったが、3~4等分に切って吸うと良いと思う
雑味はあるが、吸い方次第ではさほど気にならない。というより、これが個性として生きている。煙の量は多く、かなりふんわりとしてる。これほどと言った大した後味はない

●結論
同じラム着香と言われ、似た数値のハイライトと比較してみると

・吸いやすさ ハイライト
・まろやかさ バット
・後味 ハイライトの方がすっきりめ
・煙の量 ほぼ同じ
・甘さ 当たればバット
・クセの強さ バットの方が強い

やっぱり、ハイライトの方が吸いやすく安定した美味さがあるが、コスパを考えると良い勝負出来る
Sweet&Mildと書いてるが、辛味と刺激が強いからマイルドじゃないだろと言れてもおかしくない。ただ、当時から見たら比較的にマイルドなのかもしれない。
でも、俺は今の時代においてもマイルドな分類に入るとは思うよ
自分はこれを常喫出来ない。舌の痺れがどうもきつい。ただ、内田百間の「たまに吸いたくなる」の言葉通り、これはたまに吸いたくなる味だと思う
ハイライトいける人、甘さを求める人におすすめします

PK8 SF7.5 CP9.5 個9 他9
推奨度75%


レビュアー:774mgさん
評価日:2007-02-23
レビュー:
●概説
JT最古参のタバコ。今年で100歳。

●PK
多くの人が絶賛するように大変レトロで渋みのあるパッケ。
警告文の被害はマールボロより甚大です。コウモリが窮屈そう。

●SF
一時期缶ピを吸っていたこともあるので両切りに抵抗はありません。
おもむろに銜えてライターで点火…。
吸い出しから辛味が強いです。舌にぴりぴりとキます。
そしてラムフレーバーのフルーティーな酸っぱさ。
甘みはあまり感じることができませんでした。
肺まで入れると強い酒を飲んだときのような強い刺激感を感じます。

致命的なのは煙の臭さ。魚の干物みたいな匂いがする。
正直これは萎えてしまいました。味が悪くないだけに非常に残念です。

●結論
長い歴史と強烈な個性故に熱烈な愛煙家がいるのもうなずける銘柄です。
個人的には匂いがどうにも気に入りませんでした。
とはいえ?140でこのクオリティは素晴らしい。
愛煙家を自称するなら一度は試して損はしない銘柄だと思います。

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